当院の歯周病治療の考え方

Periodontal Treatmentby Blue Radical

*
ブルーラジカルP-01は
治療のひとつの手段
(最後の手段)
初期治療が重要!
ブルーラジカルP-01は画期的な素晴らしい歯周病の治療器(国が唯一歯周病治療器と認めた)です。しかし、これは治療のひとつの方法であり、これで全ての歯周病が治るわけではありません!歯周病は長年の歯磨き習慣・食習慣・生活習慣の乱れが大きく関わっており、ブルーラジカルP-01を照射すれば解決ではないのです。長年の問題を、たった数分のブルーラジカルP-01によるラジカル殺菌では解決できないのです。
また、歯科医院で治してもらう、凄い器械ができたから照射すれば解決という「受け身」の姿勢では治りません。歯周病について理解して、正しい知識を得て、自分で治すという「能動態」の姿勢が重要です。
当医院ではブルーラジカルP-01の照射前の初期治療を重要視しています。治療・予防の基本は原因の除去です。初期治療による原因の除去を行わなければブルーラジカルP-01を照射して歯周ポケット深部(底部)を99.99%ラジカル殺菌を行ったとしても再発しやすく、根本的には解決しません。

初期治療

  • あり方の改善

    受動態(治してください)
    能動態(自分で治すんだ)

  • 歯周病に対する正しい知識

  • 食習慣・生活習慣の改善

  • 家庭での口腔内清掃の徹底

    悪玉細菌優位善玉細菌優位

  • 医院での歯周病治療

    • マウスピース除菌
    • 水素療法
    • SRP(スケーリング・ルートプレーニング)
    • 機能水による治療
    • オゾン療法
    • ...etc
最小侵襲治療MI.Method × オゾン療法OZONE Method

初期治療で届かなかったところは...ブルーラジカルP-01で
ラジカル殺菌

初期治療で解決しなかった深い歯周ポケットに対してブルーラジカルP-01によるラジカル殺菌を行います。

FMD(フル・マウス・
ディスインフェクション)という考え

FMDとはフル・マウス・ディスインフェクションの略です。全ての歯、すなわち、全顎(上下顎)の短期集中治療です。
歯周病は細菌による感染症です。口腔内全体を短期集中して全顎(上・下顎)一気に除菌しなければなりません。

家の火事に例えましょう。
燃えている家の火を消すときに、一気にまとめて全体の火を消さなければなりません。もし、場所を分割して日を分けて(例えば6分割したエリアを6日に分けて)に火を消しても、日にちが経てば以前に消したところがまた燃えてきます。
歯周病治療において上・下顎歯列を部位ごとに2回や4回または、6回など日を変えて数回に分けて治療を行うと以前に治療を行ったところがまた、感染を繰り返します。
保険診療での歯周病治療や多くの歯周病治療はFMD=全顎(上下顎)の短期集中治療ではありません!
これが、重度の歯周病が治りにくい原因のひとつです。

ブルーラジカルP-01は一つの歯に麻酔をして約5分照射するので深い歯周ポケットが多数歯に及ぶ場合、時間的に、また、患者さんの肉体的、精神的苦痛や術者の労力的にFMD(フル・マウス・ディスインフェクション)は不向きです。
FMD=全顎(上下顎)の短期集中治療で全体的に治療を行い、改善しなかったところにブルーラジカルP-01を施術します。

具体的な例をご紹介

まずは口腔内の状態を精密に検査

  • 歯周ポケットの状態

    歯と歯ぐきの境にある溝(ポケット)の深さ、出血の有無を測定します。

    *
  • 動揺度

    歯のぐらつき具合を測定します。

    *
  • プラーク

    歯みがきが上手にできているかどうかをチェックし、磨き残しのある箇所を色で表示します。

    *
初診時の歯周精密検査表
初診時
磨き残し、出血、排膿、深い歯周ポケット、歯の動揺が見られます。

全ての歯に深い歯周ポケットがあり出血・排膿があります。全ての歯に麻酔をしてブルーラジカルP-01を照射すると患者さんも術者も大変(時間的・精神的・労力的)です。また、原因の除去ができていないのにブルーラジカルP-01を照射しても一時的には改善しますが再発する可能性が高くなります。

原因の除去(MI・メソッド)

FMD(フル・マウス・
ディスインフェクション)による
全ての歯、すなわち、全顎(上下顎)の
初期治療(短期集中治療)を行います。

FMD(フル・マウス・
ディスインフェクション)の例
オゾンガスによるマウスピース除菌
  • *
  • *

善玉細菌はそのままに、歯のまわりに生息する悪玉細菌のみを選択的に一括除菌します。(主に虫歯菌は歯の表面に、歯周病菌は歯周ポケット内に生息しています)
初期治療で正しい知識・あり方(能動態=自分で治す)、ホームケアの徹底・食習慣、生活習慣の改善を身につけて頂きます。

*

治療開始から2週間後

治療開始から2週間後の歯周精密検査表
FMDで改善しなかった出血のある深い歯周ポケットをブルーラジカルで99.99%殺菌
初期治療により、大幅に改善!
原因の除去(あり方の改善・正しい知識・除菌・食習慣、生活習慣の改善など)ができました。カラフルだった箇所(悪かったところ)の色が消えてモノトーン(良くなった)となりました。FMD(フル・マウス・ディスインフェクション)でほとんどの箇所が良くなりました。
これでブルーラジカルP-01の照射場所が絞られました。初期治療・FMDの後、改善しなかった出血のある深い歯周ポケットにブルーラジカルP-01でラジカル殺菌を施します。

歯周ポケット深部(底部)で
繰り広げられる侵襲

歯周ポケットの底部
活性化した
悪玉歯周病菌が
歯周組織を破壊して
全身(血管・臓器)に
多大な悪影響を及ぼす
底部の除菌・除去が重要、だけど困難...

歯周ポケットの深部には非常に毒性の高い悪玉の歯周病菌が生息しています。酸素が届かないため酸素を嫌う歯周病菌(嫌気性菌)の絶好の住処です。酸素が届かないため活動が盛んになった歯周病菌はタンパク質分解酵素を産生しながら歯周組織を破壊して酸素の届きにくい歯周ポケットのさらに深部に進行していきます。悪玉歯周病菌は鉄分が好物なので炎症による血液中の赤血球の中のヘモグロビンの中のヘム鉄の供給によりさらに活性化していて毒性の高い状態です。
歯周組織の奥深く(底部)で活性化した歯周病菌は非常に活性化していて毒性が高く歯を支える歯周組織を破壊してさらに全身の血管と臓器に多大な悪影響を与えるのです。

歯周病菌は鉄分が無ければ
活性化できず
病原性は低い状態

除菌・除去が難しい歯周ポケット
深部(底部)の超悪玉歯周病菌

歯周組織の深部(底部)に生息している超悪玉歯周病菌は酸素が届かないために非常に活性化していて毒性の高い状態で歯周組織の破壊と全身の血管と臓器に多大な悪影響を与えるため除菌・除去が必要です。しかし、歯周ポケット深部(底部)は歯ブラシや歯間ブラシ、デンタルフロスが届かなく、また、薬液が届きにくいために除菌が難しい部位です。また、器具が届きにくく、除去が困難なので、外科的に切開して歯肉を剥離して除去することが行われてきました。

従来の歯周病対策・治療では

  • セルフケア
    歯ブラシ、歯間ブラシ、デンタルフロス

    ポケット底部に
    届かない

  • プロケア
    薬液洗浄、手用スケーラー、超音波スケーラー

    ポケット底部に
    届きにくい

  • 外科的処置
    歯肉剥離掻把術(外科的侵襲、心理的負担)

    ポケット底部に届くが
    負担が大きい

*

ブルーラジカルP-01なら
ポケット深部(底部)に
非外科で

安全に効果的に
アプローチ可能

殺菌が難しい歯周ポケット
(歯と歯肉の間にある病的な溝)の
深部に潜む悪玉歯周病菌を安全に
効果的に99.99%殺菌できます。

悪玉細菌の恐ろしさ:菌血症、歯周病

手術なし

除菌が難しい
歯周ポケットの深部に潜む悪玉細菌を安全に99.99%殺菌

ブルーラジカルは、3%過酸化水素水を405nmの青い光で分解し、フリーラジカルを発生させ、このフリーラジカルが細菌を酸化障害することで殺菌します。 また、チップが超音波振動することにより物理的な歯石、プラークの除去機能もあります。
歯石を取っても
歯周病は治りません!
歯周病は歯周病菌(レッドコンプレックス悪玉3菌種など)が起こす感染症です!歯石が原因ではありません。
安易な歯石取りは歯周病が治らないどころか、歯肉を傷つけて、歯周病菌が血管内に侵入して全身に波及する菌血症を起こし全身の血管や臓器に多大な悪影響を起こす危険性があります。ブルーラジカルP-01 は殺菌が難しい、歯周ポケット(歯と歯肉の間にある病的な溝)の深部(底部)に潜む悪玉細菌を安全に効果的に99.99%殺菌できます。

ブルーラジカルP-01なら
切らない!菌血症を起こさない!

執筆者:大阪府豊中市
医療法人OMSB 中垣歯科医院
院長
中垣 直毅

詳細はこちら

ページの先頭へ戻る