Medical

骨が再生した症例

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再生手術無しで
骨が再生した症例
複数の歯科医院で上顎の歯全ての抜歯を宣告され、
総入れ歯を勧められた患者さんが、
当医院の歯周病治療テレスコープデンチャーで、
骨の再生手術なしで歯を支える歯槽骨が再生した症例です。

重度の歯周病症例

初診時

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    • 歯肉に炎症があります
    • 歯肉から膿(排膿)が出ています
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    • 上の歯を支えている骨が殆どありません。
      ここまで骨がなくなると殆どの歯科医院では上の歯の全ての抜歯を勧めるでしょう。
      さらに、動揺が著しく、他の歯科医院で動揺歯を針金で連結固定しています。

健康な骨のラインと比較すると

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健康なら黄色い線まで骨がありますが、歯周病がかなり進行しているので歯を支える骨が殆どありません。
現在の歯周病が進行した病的な骨のラインは赤い点線です。

  • 来院時の歯槽骨のライン
  • 本来の歯槽骨のライン

step01.
MIメソッド治療後

レッドコンプレックス極悪3菌種を中心に除菌を行い、
歯周組織の抵抗性を上げるためのアプローチを行いました。

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    病的な歯肉

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    健康な歯肉

    • 歯肉の炎症が治まった
    • 歯肉から膿(排膿)が出ていたのが治まった

手術なしで歯周病菌の病原性を減らし、
歯周組織の抵抗性を上げました。

step02.
保存不可能な歯を抜歯

歯を連結固定している針金を切断すると、
支える骨が無い歯は指でつまむだけで簡単に抜けてしまいました。
残りの歯も歯を支える骨が無いので、動揺が著しい状態です。

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この状態から、テレスコープデンチャー
(歯の動揺を抑えてしっかり噛める)で
咀嚼機能を回復しました。

噛むことで歯周組織に生理的な刺激が加わり、骨(歯槽骨)の再生に繋がったのです。
歯に適度の良い刺激(生理的な刺激)が加わることは、歯周組織の健全化のために重要です!

step03.
テレスコープデンチャーで
咀嚼機能を回復

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    上顎の歯全ての抜歯を宣告された

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    再生療法なしで歯槽骨が再生!

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    • 来院時の歯槽骨のライン
    • 本来の歯槽骨のライン
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    • 治療後の歯槽骨のライン

「MIメソッド」+「テレスコープデンチャー」の治療後、
歯槽骨の再生が確認できます!

MIメソッドで再生された骨は
15年以上経過しても
減っていない!

再生療法(手術)で回復した骨は、年月が経つと骨が減り元通りになってしまうことがよくあります。
MIメソッドにより再生療法(手術)無しでできた(再生)た骨は、15年以上経過しても減っていませんでした。MIメソッドは歯周病の原因に根本的にアプローチしているので、年月が経過しても骨が減らなかったと考えられます。

MIメソッドとは

  • 歯周病菌の除去

    • T-Method
      THP
      (トータルヘルスプログラム)
    • オゾン療法
      ナノバブルオゾン水
      オゾンマウスピース除菌
    • プロペリ
      高濃度CLO2
      (認定医院限定)
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  • 免疫力の向上

    免疫力向上に対して
    積極的に働きかけます

    免疫力向上プログラム
    水素療法/NMN/血液オゾン療法/バイオレゾナンスメソッド/漢方/オリゴスキャン/腸内フローラの改善/最適な乳酸菌の摂取/生活・食習慣指導/体温・PH指導/点滴療法/自律神経の安定化

歯周病菌だらけの口腔内で食事や生活習慣が乱れているのに再生療法(手術)で骨を再生させても、歯周病の根本的な原因が解決していないので年月が経過すればまた、骨が減って元通りの病的な状態に戻っていくと考えられます。治療の基本は原因の除去です!

執筆者:大阪府豊中市
医療法人OMSB 中垣歯科医院
院長
中垣 直毅

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