Medical
口内フローラを改善するためには、悪玉細菌(虫歯菌・歯周病菌)を除菌するだけではなく、善玉細菌を増やし細菌のバランスを整えることが大切です。
中垣歯科医院では「悪玉細菌の徹底除菌」と「善玉細菌の移植」を組み合わせたリプレイスメントセラピー(細菌置換療法)を行っています。
悪玉細菌を除菌し、継続的に増殖させないためには、ご自宅でのケアと定期的な歯科医院でのクリーニングが大切です。
酸素を嫌う細菌を嫌気性菌と言い、歯周病や口臭の原因となる悪玉細菌です。
口腔内の酸素環境を改善することで嫌気性菌(悪玉細菌)の活動を抑制し、虫歯・歯周病の予防や、口臭の予防にも繋がります。
また、悪玉細菌を抑制することで、細菌が血管内に侵入して全身を巡り血管や臓器にダメージを与える菌血症も予防できるため、全身の健康維持へと繋がります。
唾液には抗菌作用や細菌の出す毒素を和らげる緩衝作用があり、唾液が減少すると悪玉細菌(歯周病菌・虫歯菌)に対する抵抗力が弱まってしまいます。唾液の分泌を促進することで、口腔内の抗菌作用・洗浄作用・緩衝作用を回復し、悪玉細菌を抑制して口内フローラを改善します。
虫歯の原因は酸です。糖を虫歯菌が分解して産生する酸が、虫歯の原因です。
口腔内のPHは6.8で弱酸性です。(PH-7.0が中性)
糖を摂取するたびに虫歯菌が活性化(口内フローラは悪化)し、糖を分解して酸を産生して口腔内のPHは酸性に傾き、虫歯のリスクが上がります。
糖は口腔内以外に血糖値の上昇、糖化(老化の原因:糖+タンパク質=糖化)にもダイレクトに影響します。
糖を細菌
(虫歯菌)が分解
糖が分解され
酸が生産される
糖を虫歯菌が分解
してできる
酸が虫歯の原因です
糖の摂取量・摂取回数を減らすことが口内フローラにおいて重要です!