Periodontal disease

これまでの歯周病治療

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原因の設定を見直し、
歯周病菌の除去を
徹底的に行う
正しい歯周病治療を受けてきましたか?
定期的に歯石取りに通院しているのに何故、歯周病が悪化していくのか?
手術までしたのに何故、歯周病が治らないのか?

それは治療の原則である原因の除去が出来ていないからです。
それでは、歯周病の本当の原因とは何でしょうか?

歯石は歯周病の
本当の原因ではありません

歯垢が石灰化すると歯石になります

歯石になる前の
歯垢(プラーク=細菌の塊)が
歯周病の原因
歯石を取っても歯周病が治らない、それは歯石が歯周病の本当の原因ではないからです。
手術までしたのに歯周病が治らない、それは歯周病の本当の原因を除去出来ていないからです。
歯周病の本当の原因は、歯石になる前の歯垢(プラーク=細菌の塊)です。
歯石を取っても手術をしても、歯周病菌という「細菌」が本当の原因で、細菌(細菌の塊が歯垢=プラーク)を徹底的に除去しなければ歯周病は治りません。

正しい歯周病治療とは

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歯垢(プラーク=細菌の塊)の徹底除去
歯石は歯ブラシでは除去できません。しかし歯石の毒性は低く、実は歯石になる前のネバネバした歯垢の方がはるかに毒性が高いのです。
歯垢(プラーク=細菌の塊)は柔らかく歯ブラシで除去することができます。
つまり、歯科医院で歯石取りをしてもうらう以前に、正しい歯ブラシで歯垢(プラーク=細菌の塊)を除去することが大切なのです。
  • 歯周病の正しい原因除去
    歯周病「菌」の
    除去とは?
  • *
  • 歯石ではなく歯垢を除去することが大切です

歯垢(プラーク=細菌の塊)の徹底的除去が、歯周病治療における原因の除去(治療の原則)です。
しかし、歯ブラシだけでは除去できない歯周ポケット内の細菌もいます。除去しきれない歯周病菌に対しては、身体の免疫力を高めることで対抗できます。中垣歯科の歯周病治療は「歯周病菌を安全に、効率よく、徹底的に除去する治療」「歯周病菌に対抗するため免疫力を高める治療」です。

保険治療と自費治療の違い

  • 保険治療
    細菌へのアプローチ
    治療内容
    • 歯ブラシによる歯垢(プラーク)の除去
    マクロレベルの治療

    肉眼レベル(磨き残し)の除菌

    少し改善するが
    悪玉細菌優位のまま

    悪玉細菌が優位
  • 自費治療
    細菌へのアプローチ
    治療内容
    • レッドコンプレックスを中心とした悪玉細菌の選択的除去
    • 善玉細菌の移植
    ミクロレベルの治療

    顕微鏡レベル(位相差顕微鏡)の除菌
    遺伝子レベル(PCR法)の除菌

    口内フローラが改善
    (善玉細菌優位に変わる)

    善玉細菌が優位

歯周病菌を減らし、免疫力を上げることで、
歯周病になりにくい体質へと変化します。

中垣歯科医院で行う歯周病治療

安易な歯石取りは危険です!

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口腔内が汚い状態で
歯石を取ることは大変危険です
安易な歯石取り(口腔清掃状態が悪い人の歯石取り)は危険です。
歯周病が治らないばかりか、かえって歯周病を悪化させ、さらに歯周病菌が血流に乗って全身を巡り(菌血症)、血管と臓器にダメージを与える可能性があります。
歯石取りをしたときに、どんなに気をつけていても歯肉を傷つけてしまうことがあります。すると傷口から歯周病菌が体内に侵入し、血流に乗って全身へと細菌が巡ってしまいます。血管に侵入した細菌は動脈硬化の原因となり、さらに全身を巡るとアルツハイマー、心臓や肺の病気、腎臓の病気など全身疾患の原因となります。
口の中の細菌・病巣が
全身疾患を引き起こす
菌血症発症の流れ

横にスワイプしてご覧下さい

菌血症発症の流れ
  • 歯周病菌が血流に侵入して全身を巡る菌血症とは?

安全な歯石とりで
菌血症のリスクを下げる

レッドコンプレックスと呼ばれる歯周病菌極悪3菌種の
感染がある場合、
歯石取りの前に徹底的に除菌しておくことが
歯と血管と身体のために重要です!

安全な歯石とりとは?

危険! 汚れたまま処置を行うと傷口から細菌が侵入

例えば、指にトゲが刺さった時、まず何をするでしょう?
消毒して清潔にしてから、トゲを抜きますね。トゲの刺さった患部が汚れたまま安易にトゲを抜くと、傷口からバイ菌(細菌)が体内に侵入する危険があるからです。
歯石取りも同じです。歯石取りも安全に行うための準備があるのです。

安全な歯石取りの流れ

  • STEP 01
    治療前
    *

    歯肉が腫れていて黒い歯石が見えます。
    腫れている歯肉は傷付きやすく出血しやすい状態で、その中を穿って歯石を取ると痛いうえに歯肉が傷付きやすいです。
    歯肉が傷付けられると、傷口から悪玉細菌が体内に侵入して血流に乗って全身を巡り(菌血症)、血管と全身の臓器にダメージを与えるので非常に危険な行為です!

    悪玉細菌優位の状態
    口腔内の衛生状態が悪く、歯垢を位相差顕微鏡で観察してみるとスピロヘーター(らせん菌)、運動性の桿菌などの悪玉細菌が多く観察できます。
    口腔衛生状態が悪い! 悪玉細菌がいっぱい!
  • STEP 02
    悪玉細菌(レッドコンプレックスと呼ばれる歯周病極悪3菌種)を
    中心に徹底的に除菌
    *

    歯肉の腫れが治まり歯肉が健康的に引き締まったことで、歯肉の中に隠れていた歯石(黒色)が歯肉の上(歯肉縁上)に出てきました。歯肉の腫れが治まったことで傷付きにくくなりましたが、なにより口腔内が綺麗(悪玉細菌が激減し、善玉細菌優位)になったことで、歯石を取る時にもし歯肉を傷付けても悪玉細菌が体内に侵入するリスクが激減しました。
    安全に歯石を除去することができます。

    • 目に見えない細菌も
      精密検査で明確にします
      位相差顕微鏡
      *
      • 治療前
        悪玉細菌が
        いっぱい
      • 治療後
        悪玉細菌が消えて
        善玉細菌に
      遺伝子検査
      *

      ●治療前にほとんどの歯周病菌極悪菌の数が基準値を超えていたが、3週間後の
      ●治療後には基準値以内に収まった

    • 位相差顕微鏡検査、
      遺伝子検査ともに顕著に改善!

      善玉細菌優位の状態
      悪玉細菌が消え、殆どが日和見菌、善玉細菌となりました。
      悪い菌はいない! 口腔衛生状態が良い!
    • 安全な歯石取りの
      準備ができました!

  • STEP 03
    安全な歯石取り完了
    *

    歯石の表面は軽石の様に粗造で、歯垢が付きやすく取りにくいです。歯根面が滑沢となったことで歯垢が付きにくく、除去しやすくなりました。

歯石は悪者ではなく、味方!?

悪玉細菌

歯石は歯垢(プラーク=細菌の塊)が石灰化したもので、歯と歯肉の境目に硬くこびりつきます。歯石の表面は軽石のように粗造で歯垢(プラーク=細菌の塊)が付きやすく取りにくくなるため、除去すべきものです。しかし、歯垢(プラーク=細菌の塊)と比べると毒性がはるかに低く、歯周病菌が蔓延する口腔内においては、細菌が歯周ポケットの深部へと侵入するのを防ぐバリヤーの役目を果たしているともいえるのです。

安易に歯石取りを行うのではなく、安全かつ効果的な順序を踏んで、
歯石取りを行うことが大切です。

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